裏方

煎餅屋 光圀

 席数2018席、残響音1.84秒、照明 数2028個(観客照明含む)の大型多目的 ホール。ここで俺達は巨大な花火を打ち上げ る。それは誰かにとって夢であり、誰かにと っては目的地であり、また誰かにとってはス タート地点でもある。
 多かれ少なかれそこに意味を見いだせる人 間は素晴らしい。俺は20年間何発もの花火 を打ち上げてきたが、とうとう意味を見いだ す事は出来なかった。一時の高揚感に身を震 わせた事もあったけれど、少なくともそれは 俺にとって目的地でも、スタート地点でも、 現在位置を確認する道標にすらならなかった。  だから、今度の花火で終わりにしようと決 めたんだ。

「スポットの確認は終わったのか?」
「1番・3番・4番・6番・7番・8番・1 1番はOKです、残りは人員をセンターに取 られちゃってて、手が回ってません。でも最 終チェックまでまだ時間が有りますから」
 ステージの上で笹原の声に頷きながら、俺 は照明係の田浦を手招きして呼ぶ。
「なんすか?」
 天井スポットに指示を出していた田浦が、 巨体を揺すりながらやってくると、俺はそっ と耳打ちした。
「おい、ステージ照明のセンターをもう一つ 明るいのに取り替えておくんだ。その方が客 の・・・・・・」
「客の顔が見えなくて歌いやすいでしょ?  昨日の内にやっておきました。もちろんゲネ プロの後ですけど」
「そ、そうか・・・・・・、それじゃ」
「スポットなら、客席側から4台まわして有 ります。遠藤さんは新人歌手の場合いつも同 じ指示を出すんですもん」
 田浦は笑いながら俺に言うと、親指を立て てステージ横の櫓を敏捷に上って行った。い つも思うんだが、あの巨体をどう動かせばあ んなに素早く動けるのか不思議でしょうがな い。俺は苦笑しながら、楽屋担当の植村を呼 ぶ。
「で、お姫様の様子は?」
 俺が植村にそう聞くと、植村はしたり顔で 頷いた。
「昨日よりも大分緊張してるみたいですけど、 大丈夫です。今は食事をとらせていますが、 ちゃんと食べられるみたいだし」
「おい」
 不安になって、少しきつい口調で植村を睨 む。しかし、植村はひょうひょうとしながら 笑って。
「食事と言っても、サンドイッチを少しとハ チミツ入りの紅茶くらいですよ。舞台の前に お腹一杯食べさせるような馬鹿なまねはしま せん、念のためバナナも用意させてはいます けど・・・・・・」
 と言った。
「いや、わかってるならいい・・・・・・」
 俺は苦笑しながら、進行表を丸めて頭の後 ろを掻いた。後ろでそれを見ていたサブの笹 原が笑う。
「もう、みんな新人じゃ無いんですから同じ 失敗はしませんよ。遠藤さんに厳しく躾られ ましたからね」
 まあ、それもそうだな。みんなペーペーの 頃から随分経つ、その分野で俺が教える事は もう何もないだろう。
「とりわけ、お前には沢山怒鳴った覚えがあ るな」
 俺がそう言って笑うと、笹原は苦笑した。
「ええ、そりゃあもう、胃はキリキリと痛む し、枕は濡れっぱなしだし、正直何度辞めよ うかと思ったことか・・・・・・しかし、まさか自 分よりも遠藤さんの方が先に辞めちゃうなん て・・・・・・」
 笹原の声に、俺は頷く。もう何度も考えた 事だ今更蒸し返したくない。それに。
「俺の教える事も、もう無いしな」
「・・・・・・遠藤さんがいるのと居ないのとでは 大違いなんですけどね・・・・・・」
 笹原はもっと何かを言いたそうだったけれ ど、それ以上は何も言わなかった。俺も特に 言うべき事は無く、舞台の上からみんなの動 きを見つめていた。
『開場まであと2時間となりました。みなさ ん各持ち場の最終チェックに入って下さい』  明朗なウグイス嬢がアナウンスでそう告げ ると、他の部署に貸し出されていた人員が、 ぞろぞろと持ち場に散って行く。俺と笹原も 腕時計の秒針を会わせて軽く頷きあった。
「それじゃ、自分は警備のバイトに指示を出 して来ますので失礼します。シーバーの回線 は遠藤さんが2番、自分が3番ですのでよろ しく」
 俺はうなずき、笹原はトランシーバーを渡 して走って行った。何時までも半人前かと思 っていてけど、あいつも立派になったもんだ。  俺がしみじみと思っていると、一番新人の いづみが俺の所にやってきた。
「あ、あの・・・・・・、河野部長がお見えになっ てまして、遠藤チーフを呼んでますけど」
「・・・・・・? 河野部長が?」
 俺が不思議そうな顔をすると、向こうから 河野部長がやってきて、俺を手招いた。俺は シーバーのスイッチを入れて笹原を呼び出す。
『あい、なんすか?』
『こっちに、河野部長がいらっしゃった。俺 はちょっと外すから現場の指揮はお前がとれ』 『・・・・・・あい、なんとかやってみます』
 俺は頷いてスイッチを切ると、河野部長に 話しかける。
「何でしょうか? 開場2時間前になってみ んなピリピリしています。俺だって・・・・・・」
「暇だろ?」
 河野部長はニヤリと笑い。俺は苦笑しなが ら頷いた。

「おつかれ」
 河野部長はそう言って、俺に缶コーヒーを 手渡した。俺は礼を言って受け取ると、2階 席の手すりに捕まってプルを押し上げる。こ こからなら会場の全てが見渡せる。会場前の ピリピリとした空気が伝わってきて、心地よ い緊張感の中、俺は思わず笑みを浮かべた。
「いいもんだな、現場の雰囲気と言う物は」
 河野部長も俺の隣にやってきて、同じよう に手すりに捕まった。俺は微笑んで頷くと河 野部長の横顔をちらりとみる。
「部長も、以前は現場だったと聞いてますが?」
「ああ、こんなに大きな会場では無かったけ どな。しかし、会場前の緊張感は大きさとは 関係なく、等しく平等だよ」
 河野部長はそう言って少し遠い目をすると、 ニヤリと笑った。
「そのくせ、チーフなんて立場だと怒鳴るこ とくらいしかする事が無い。まったく、何時 になっても幕が開かないんじゃ無いかって、 心配ばかりで胃が痛くなるよ」
「ええ、でもあいつ等はよくやってます。も う一人前でしょう」
 俺はしみじみと言うと、缶コーヒーを一気 に煽った。すると唐突にシーバーに連絡が入 る。
『遠藤さん、まだ会場2時間前なのに、外に ファンの子がたむろしてます。このままだと 施設から文句を言われちゃいますよ』
『そんな事は笹原に回せ。今はあいつがチー フだ』
 俺はそう言って、シーバーを切った。
 河野部長は笑いながら俺を見て、俺は苦笑 するしかなかった。
「頼りにされてるんだな」
 河野部長はそう言い、俺は苦笑してかぶり を振った。
「いえ、口うるさいと煙たがられていますよ」
「辞めるんだって?」
 唐突に河野部長が言う。俺は頷いた。
「まあ、俺が居なくても笹原が居れば大丈夫 でしょう。あいつもそろそろ独り立ちしても 良い頃です」
 俺がそう言うと、河野部長はしばらく俺を 見つめて、それから深くため息をついた。
「引き留めようと思ったが、どうやら本気ら しいな」
「ええ、残念ながら」
 俺はそう言って頷いた。会場の電気が一つ 一つ点いたり消えたり明滅を繰り返し、ステ ージ脇の大型スピーカーから低い振動音が聞 こえて来る。まるで会場全体が大きな生き物 で有るかの様に感じられた。この瞬間が俺の もっとも好きな瞬間だ。
「現場は嫌いか?」
 引き留めても無駄とは知りつつ、河野部長 は俺にそう言った。俺は下を向きながら首を 振る。そう言う事じゃ無い。
「いいえ・・・・・・仕事に何の不満も有りません、 ただ意味が見いだせないんです。一日で、誰 にも見られることなく捨てられる花、大量に 消費される紙、電気、沢山の人が長い時間を かけて作り上げていっても、実のところ実体 がない。実際に手で掴めやしないんです。時 々自分が酷く間違ったことをしているような そんな気がして来るんですよ」
「我々の仕事には意味が無いと?」
 河野部長は穏やかに言って、俺は再びかぶ りを振った。この20年間がまったく無意味 だとは思っていない。ただ・・・・・・
「俺が向かない、ただそれだけの事です。ず るずると、もう20年もやってしまいました。 そろそろ潮時だと思います」
 河野部長はただ「そうか」と言い。それか ら俺達はしばらく無言で、会場で動き回る人 々を見つめていた。
「辞めてどうする? 田舎に帰るのか?」
 河野部長はぽつりと呟き。俺は微笑んで答 えた
「そうですね、田舎で米でも作りますよ。そ の方が俺には向いてる気がします」
 そう俺が言うと、河野部長は少しだけ微笑 んで「お疲れさま、君のおかげで助かった」 と言い、手を差し出した、俺も右手をさしの べて固く握手をする。なんていうか、良いこ とばかりじゃ無かったけど、これで少しだけ 報われた気がした。
 その時、唐突にシーバーが鳴った。俺は苦 笑してシーバーを耳元に当てる。
『笹原ですけど、大変なんですです。遠藤さ んすぐに舞台まで来て下さい』
 河野部長は微笑んで。
「ほらチーフ、最後の仕事だ。しっかりやっ てきたまえ」
 と言い。俺は敬礼をしてきびすを返して走 り出した。

「あっ、遠藤さん大変なんです」
 俺が舞台に行くと、青い顔をした笹原と舞 台係のみんなが右往左往していた。俺は笹原 の頬をひっぱたいて言う。
「まとめ役のお前が率先して取り乱してどう する。いいから落ち着いて何が有ったのか報 告しろ。そして何をすべきか考えろ」
「す、すいません」
 笹原は涙目になりながらも、態度だけは落 ち着いた様子で話始めた。そう、それで良い。 「ど、緞帳が、故障して動かなくなりました。 手動で開くと15分くらいかかってしまいま す」
「修理は?」
 俺は緞帳の開閉スイッチを一応動かしてみ ながらそう聞いた。案の定緞帳はうんともす んとも言わない。
「連絡はつきましたが、到着まで3時間はか かります。開演にはとても間に合いません」
「そうか」
 俺は内心の動揺を極力出さないようにそう 言った。困ったことになった、なったが内心 わくわくもしてきていた。俺の悪い癖だ。俺 はスッと息を吸うと勢い良く立ち上がった。 「おい、笹原、置きみやげだ。これからお前 に大切な事を教えてやる。俺の一挙手一投足 から目を離すな」
 笹原は、真剣な顔で頷くと立ち上がって言 った。
「は、はい遠藤チーフ」
 俺は頷いていづみを呼ぶ。
「いづみ」
「は、はい」
 呼ばれたいづみは緊張しながら返事をする。
「会場中を走り回って、手の空いてる人間を 片っ端から集めてこい。それから田浦と、牧 原、鈴木、植村を呼んで来るんだ」
「はい」
 そう言っていづみは走り出した。
「大内」
「はい」
「警備のバイトを4・5人引っ張ってきて、 片っ端からドライアイスを集めて来い」
「えっ、でもどこから」
「その位、自分で考えろ!」
「は、はい」
 入り口係の大内は涙目になりながら頷いた。
 笹原が、大内の耳元で囁く。
「ロビーにアイスクリーム屋があったでしょ、 駅前にも何件か有るから、領収書を忘れずに」
 俺はそんな物にはかまわずに、舞台設営の 責任者である野村さんに聞く。
「前の舞台で使った、大型の送風機ってどの くらいで準備出来ますか?」
 野村さんは、にやりと笑って答えた。
「45分で用意するさ」
「30分でやってください、お願いします」
 野村さんは、面食らいながらも「了解」と だけ言って、走り出した。
「お前等、野村さんを手伝ってやれ」
 俺はその場にいた、舞台係の連中にそう言 った。俺の迫力に押されてか、みんな小走り になって野村さんの後を追っていく。
 やや、遅れていづみと各担当の責任者が集 まってきた。
「やあ、なんかアクシデントだって?」
「緞帳開かないんだってね、どうすんの?」
 集まって来た面々を俺は手で征し、口を開 いた。
「説明するから黙って聞け。会場時から緞帳 は開けたままにしておく。開演10分前から ドライアイスで舞台を隠し、それからお姫様 の入場、一曲目の最初でドライアイスの煙を 送風機で吹き飛ばす」
 周りの面々が、ざわつき始め。やがて一同 を代表して、田浦が口を開いた。
「遠藤さんそれは無茶だ。リハーサルも打ち 合わせも出来ていない。それにお姫様はこれ が初舞台だ。上手くいくはずがないよ」
 田浦が口にすると、何人かが賛同したよう に頷いた。俺は少し厳しい顔を意識して作る。
「おい、俺達は何だ? 俺達はプロだろ?  この舞台上で出来ないことなんて何一つ無い んだ。それに俺達がプロであるように、お姫 様だってプロだ。やりもしないことを想像だ けで、何とかだからとか言って諦めるのはよ せ、それに」
 俺はそう言って、ニヤリと笑った。
「それにこんなもの、アクシデントでも何で も無い。最初からこう決まっていたと考える んだ」
 俺がそう言うと、みんなは顔を上げて頷い た。そう、それで良い。コレこそが俺の求め ていたこいつ等だ。
「田浦」
「うい」
「舞台にスポットを2台回して、客席方向に 当てろ。スモークの向こうから逆光になって 舞台が見えにくい。それにシルエットが出れ ばなお効果的だ」
「まかせな」
 田浦は頷いて走り出した。
「植村」
「はい」
「お姫様とバンドの面々に説明してリハーサ ルをしておけ。場所は第二会議室」
 俺がそう言うと、笹原はポケットから鍵束 を取り出して、植村に渡した。受け取りなが ら植村は頷く。
「なんとかしてみるよ」
「鈴木」
「はい」
「ミキサーとコンポーサーに手順が変わった ことを伝えてこい、あとウグイスに多少押す 可能性があるって。言い方は任せる」
「了解です」
 よし、手は打ったな。
「後は残った面々で、緞帳を開くぞ。開場ま で時間がないんだ。絶対に観客に悟られるな」
 俺はそう叫びながら、成功を確信していた。
 そのとき不意にシーバーが鳴る。
『大変なんです、すぐにミキサー席に来て下 さい』
『了解だ、すぐに行く』
 俺はシーバーを切って、近くの牧原と笹原 に声をかけた。
「牧原、ここはお前に任せる。笹原行くぞ!」
「はい」
 その返事を聞かずに俺達は走り出した。な んだか今日は長い一日になりそうだった。

「・・・・・・終わりましたね」
 俺の隣で疲労困憊になりながらも、満足そ うに笹原が笑う。俺もつられて笑い出した。
「なあ笹原『ショウ・マスト・ゴオ・オン』 って知ってるか?」
 俺が笑いながら笹原に聞くと、笹原は不思 議そうに首を振った。それを見て俺は苦笑す る。
「そうか、ならいい」
 俺は呟いて、ポケットからタバコを取り出 し、火を付けた。紫煙が目に染みて、脱力感 が眠気を誘う。へたり込んだ俺等を見ていづ みが笑った。
「ここ、禁煙ですよ」
 言われてから、はたと気づく。
「そうだったな・・・・・・ま、良いじゃないか」
 俺はそう言って右手でいづみを追っ払った。 いづみは苦笑しながらも仕事に戻っていく。
 紫煙を吐き出して、俺は笹原に言った。
「なあ、笹原。明日からはお前がみんなをま とめて行くんだぞ」
 俺の声に笹原は、ビクッと体を震わせて、 不安そうに俺を見つめる。俺は笑って笹原に 言う。
「なに、そんなに難しい事じゃ無い。出来る こと、やらなきゃいけないことはそんなに多 くは無いんだ」
 俺は空き缶の縁にタバコを押し当てて火を 消すと、やや真剣な顔を意識して作る。
「いいか、どんな事をしても舞台を始めろ。 そして、始まったらどんなことをしても止め るな。そして、何があってもお客には悟られ るな」
 俺の言葉に、笹原は噛みしめるように頷い た。俺はニヤリと笑って頷く。
「大切なのはそれだけだ、それだけを考えて、 後はどんと構えてろ。特別何かをする必要は ない、当たり前の事をして、何かあったら初 めて全てをなげうって考えろ。それだけでい い」
 俺がそう言うと、笹原は頷きながら涙を流 した。恥ずかしい奴だ、だが、その気持ちは 嬉しかった。
「俺達はプロだ、でも全てのプロで有る必要 は無い。田浦、鈴木、植村、牧原、大内、野 村さん、それからバンドの面々と、お姫様、 王子様。沢山の全てのスペシャリストに助け て貰え」
 笹原はうなだれて、涙を流しながらしきり に頷いていた。大丈夫、こいつは何をすべき かちゃんとわかってる。
「じゃあ、俺の最後の仕事に戻るとしようか、 いつか・・・・・・」
「いつか・・・・・・自分の花火を見に来て下さい」
 俺の言葉を遮って、笹原は呟いた。俺は苦笑 し笹原の頭に手を置いて髪の毛をくしゃくしゃ にかき混ぜた。
「ばーか。10年早いんだよ」
 そう言って俺は立ち上がった。もう俺に教え ることは何も残ってはいない。

「お疲れさま」
 片づけの始まっている舞台脇で、河野部長 が俺にそう言う。俺は笑って河野部長に会釈 した。
「今日は、やや疲れました。でも仕事はまだ 終わってません」
 河野部長は笑って頷き俺に言う。
「まあ、片づけは若い奴らに任せればいいさ、 それよりも・・・・・・」
 やや言いにくそうに、河野部長は続けた。
「お姫様がね、是非挨拶をしたいそうなんだ。 会ってやってくれないか?」
 河野部長はそう言ったが、俺はかぶりを振 って答える。
「よして下さい、ガラじゃ無いですよ」
 俺はそう言ってきびすを返した。しかし ふと立ち止まって、背中越しに言う。
「・・・・・・ねえ、もし良かったらお姫様に部長 から伝えて下さい。今日の貴方は間違いなく プロだった、貴女の初舞台を手助け出来て光 栄です。もし、貴女が幾ばくかでも私たちに 感謝してるのならば、どうか何時までもその 気持ちを忘れないで・・・・・・いや、やっぱりい いです」
 俺が照れたようにそう言うと、河野部長は 笑って「伝えるよ」と言って去っていった。
 俺は進行表を丸めて頭を掻くと、スッと息 を吸って大声を張り上げた。
「おらっ、笹原、遊んでんじゃない。まだ終 わってないんだぞ。とろとろしてるとぶん殴 るからな」


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