anarchist's novel
〆(°°)
novel

ブラックタイガー/秋月ねづ
 俺と行く先に何かがあるんじゃないかと考えてるんだろ?

オレンジ色の夢/秋月ねづ
 今日、また君のことを思い出した。

Xmas short story/秋月ねづ
 後ろを向いて壁に両手をつけろ! クリスマスソングを歌うんだ!

スマッシュとアタシ/秋月ねづ
 おれ、いつも思うんだ、夕方になると。おまえが帰って来ないんじゃないかって。

君の言うイツカは永遠に来ない/凩優司
 僕はずっと柚菜の事を憎んでいた。

優しい気持ち/凩優司
 彼女は精一杯、僕に笑いかける。引きつった笑いを。

蝉時雨/凩優司
 これは『僕』の物語。『僕』が私になるまでの、ある夏の物語。

涼やかな羽根/煎餅屋光圀
 それを何に例えようか?

ねことひまわり/煎餅屋光圀
 これらは、全部君が教えてくれたことだよ。ねえ。

―トマト―/煎餅屋光圀
 いつか来る夏を忘れないようにしておくための

夏の楼閣/KENSEI
 なんにも。なんにもわかっていなかったのは、俺の方なんだな。

BITTER HEART/KENSEI
 オレは口をつけると一気にのどの奥へビールを流しこんだ。

7年おくれのクリスマス/KENSEI
 バイト先に新しい女の子が入ってきて、瞬く間に評判になった。「かわいい」って。
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 僕が、ここに腰をかけてもう二分程になるけれど、それより前から、窓の下に見える道の向いで制服姿の女の子が雨宿りをしている。
 僕は立ち上がって、熱いコーヒーを注いで、急いで戻った。
 遠目に見ると、彼女はかなり濡れているようだった。空を見上げている彼女は、僕の印象では、彼女は雨が止むのをただ待っているというよりも、雨のことなんて別に関心はなくて、空に向かって何か別のことを考えてるみたいだった。

MISIMA/秋月ねづ

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